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深セン空港で遅延 怒った乗客が暴力振るう

2014年07月29日

【新唐人2014年7月29日】最近、中国東部の空港で、欠航や遅延の便が相次いでいます。7月26日、深セン空港では、待ち時間の長さに耐えかねた乗客が空港の職員と衝突し、多数の怪我人が出ました。中共国防部は27日、軍事演習が遅延の主な原因ではないと釈明しています。

 

広東省のテレビ局「広東衛視」の報道によると、26日、深セン空港で中国の東部や中部に向かう便で、遅延が多数、発生しました。乗客は待ち時間が長いうえ、はっきりした情報もないことに耐えかねて、騒ぎ始め、空港職員と衝突しました。この「立ち回り」で数多くが負傷しました。

 

深セン市民 李さん

「航空管制が厳しいと2時間遅れます。保安検査のあと、1時間待たされ、搭乗後も1時間待たされました。空の通行量を制御しているらしいですが、原因は不明です。待ち時間が長くて、サービスも悪いので、いら立ちました」

 

大陸メディアは、最近、中国の東部、南部の十数の空港で、大量の便が欠航あるいは遅延しているのは軍事演習が原因だと報道しています。しかし中共国防部は27日、突然、欠航や遅延の原因は軍事演習ではないと釈明しました。また、29日から東南の沿海部で実兵演習を行うと述べました。

 

広州市民 範さん

「遅延の原因はいまだに分かりません。大概公表されませんから。当局は臆病者で、常に真相を隠すので、多くのことが不透明なのです」

 

今回の欠航・遅延事件のきっかけは、7月14日、上海の空港を発着する100以上の便が突然、欠航となったことです。ネットには、党中央軍事委員会第一副主席を務めた郭伯雄が逃亡を図ったためという驚きの情報が流れました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/28/a1126164.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

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